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馬乗提灯
ふりがな文庫
“馬乗提灯”の読み方と例文
読み方
割合
うまのりぢょうちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うまのりぢょうちん
(逆引き)
筮竹
(
ぜいちく
)
の長袋を
前
(
まえ
)
半じゃ、小刀のように挟んで、
馬乗提灯
(
うまのりぢょうちん
)
の古びたのに算木を
顕
(
あらわ
)
しましたので、黒雲の
蔽
(
おっ
)
かぶさった、蒸暑い
畦
(
あぜ
)
を
照
(
てら
)
し、大手を
掉
(
ふ
)
って参ります。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水戸は徳川三家の居城でありましたから、昔は色々の手仕事が栄えたことと思いますが、今は衰えてしまいました。
馬乗提灯
(
うまのりぢょうちん
)
で
鯨
(
くじら
)
の筋を用いた出来のよいのを売りますが、昔の名残りであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
円
(
まる
)
に
桔梗
(
ききょう
)
の紋を染めた、
厳
(
いか
)
めしい
馬乗提灯
(
うまのりぢょうちん
)
が、
暗夜
(
くらやみ
)
にほのかに浮くと、これを捧げた手は、灯よりも白く、黒髪が
艶々
(
つやつや
)
と映って、ほんのりと
明
(
あかる
)
い顔は、お町である。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
馬乗提灯(うまのりぢょうちん)の例文をもっと
(4作品)
見る
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
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馬乗袴
馬乗り
馬乗式
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