“飾提灯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かざりちょうちん50.0%
かざりぢやうちん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この店は馬喰町四丁目でしたが、後には小伝馬町こでんまちょう引移ひきうつして、飾提灯かざりちょうちん即ち盆提灯や鬼灯提燈ほおずきちょうちんを造った。
江戸か東京か (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
七時半頃になつて街へ出たが、まだ飾瓦斯かざりがす飾提灯かざりぢやうちんもちらほらよりついて居ない。サン・ミツセルのとほりに並んだ露店が皆ぶん廻し風の賭物かけもの遊びの店であるのに自分は少しなさけない気がした。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)