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飜
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か
ふりがな文庫
“
飜
(
か
)” の例文
新字:
翻
私はよく汗のついた手首に、その繪の女王や昆虫の彩色を
痒
(
かゆ
)
いほど押しては貼り、
剥
(
はが
)
してはそつと貼りつけて、水路の小舟に
伊蘇普
(
いそつぷ
)
物語の
奇
(
あや
)
しい頁を
飜
(
か
)
へした。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
女の心というものは、ああも手の平を
飜
(
か
)
えすように、ひっくりかえるものだろうか?
血ぬられた懐刀
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
聞き、師の厚恩に感じ、やがて本心に
飜
(
か
)
へりしとぞ。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
如月や
鶺鴒
(
せきれい
)
飜
(
か
)
へる防波堤
普羅句集
(新字旧仮名)
/
前田普羅
(著)
飜
(
か
)
へす手に指輪きらめき
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
▼ もっと見る
眞素膚
(
ますはだ
)
に
飜
(
か
)
へる
浪
(
なみ
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
飜
漢検1級
部首:⾶
21画
“飜”を含む語句
飜々
飜然
飜弄
飜筋斗
飜案
飜斗
飜斗返
飜訳者
飜訳
翩飜
飜意
飜譯
飜刻
飜牌
飜訳方
飜訳局
飜訳大監
飜魚
飜覆
飜躍
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