トップ
>
顛末
>
もとすゑ
ふりがな文庫
“
顛末
(
もとすゑ
)” の例文
マンチュアに
蟄
(
ちっ
)
してゐやる
間
(
あひだ
)
に、わしが
機
(
をり
)
を
見
(
み
)
て
二人
(
ふたり
)
が
内祝言
(
ないしうげん
)
の
顛末
(
もとすゑ
)
を
公
(
おほやけ
)
にし、
兩家
(
りゃうけ
)
の
確執
(
かくしつ
)
を
調停
(
てうてい
)
し、
御領主
(
ごりゃうしゅ
)
の
赦
(
ゆるし
)
を
乞
(
こ
)
ひ、やがて
卿
(
そなた
)
を
呼返
(
よびかへ
)
すことにせう
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
媼は聞きて、我を僧とすべしといふ
意
(
こゝろ
)
ぞ、とは心得たりと覺えられき。されど當時は、我等悉く媼が詞の
顛末
(
もとすゑ
)
を
解
(
げ
)
すること能はざりき。媼のいふやう。あらず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
顛末
(
もとすゑ
)
はかかりきといふ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
姫はげに思ひも掛けぬ事かなと、我兩手を
把
(
と
)
りて我面を見るに、媼さへその
氣色
(
けしき
)
の常ならぬを
訝
(
いぶか
)
りて、椅子をいざらせ、我等が方をうちまもりぬ。姫は珍らしき再會の
顛末
(
もとすゑ
)
を媼に説き
聞
(
きか
)
せつ。われ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“顛末”の意味
《名詞》
顛末(てんまつ。旧字体:顚末)
物事の、始めから終わりまで。
(出典:Wiktionary)
顛
漢検準1級
部首:⾴
19画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“顛”で始まる語句
顛倒
顛覆
顛落
顛
顛動
顛沛
顛木
顛然
顛当
顛堕