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音羽屋
ふりがな文庫
“音羽屋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おとわや
91.7%
おとはや
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとわや
(逆引き)
下では、「へい、さようなら成田屋の
河内山
(
こうちやま
)
と
音羽屋
(
おとわや
)
の
直侍
(
なおざむらい
)
を一つ、最初は河内山」と云って、
声色
(
こわいろ
)
を使いはじめた。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
どうです? お蓮さん。今こそお蓮さんなんぞと云っているが、お蓮さんとは世を忍ぶ仮の名さ。ここは一番
音羽屋
(
おとわや
)
で行きたいね。お蓮さんとは——
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
音羽屋(おとわや)の例文をもっと
(11作品)
見る
おとはや
(逆引き)
あ
危
(
あぶ
)
ない、
棚
(
たな
)
の
破鍋
(
われなべ
)
が
落
(
お
)
ちかゝる
如
(
ごと
)
く、
剩
(
あまつさ
)
へべた/\と
崩
(
くづ
)
れて、
薄汚
(
うすよご
)
れた
紀州
(
きしう
)
ネルを
膝
(
ひざ
)
から
溢出
(
はみだ
)
させたまゝ、……あゝ……あゝ
行
(
や
)
つた!……
男振
(
をとこぶり
)
は
音羽屋
(
おとはや
)
(
特註
(
とくちう
)
、
五代目
(
ごだいめ
)
)の
意氣
(
いき
)
に
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
音羽屋(おとはや)の例文をもっと
(1作品)
見る
“音羽屋”の解説
音羽屋(おとわや)は、歌舞伎役者の屋号。
初代尾上菊五郎の父・半平は、京の都萬太夫座(みやこ まんだゆう ざ)付き芝居茶屋の出方を営んでいたが、生まれたのが東山の清水寺にほど近い地だったことから、その境内の「音羽の滝」にちなんで、自らを音羽屋半平(おとわや はんぺい)と名乗っていたことがその名の由来。
音羽屋の代表的な名跡には以下のものがある。なお参考までに定紋も併せて記した。
(出典:Wikipedia)
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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