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震
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ふるい
ふりがな文庫
“
震
(
ふるい
)” の例文
ここに到りて老婦人はもはや黙することを得ず、
凜
(
りん
)
たるさりながらやや
震
(
ふるい
)
を帯びたる声にてはじめて一言、「華族じゃぞ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
抽斎はこの日に比良野の家から帰って、
五百
(
いお
)
に「比良野は実に立派な
侍
(
さむらい
)
だ」といったそうである。その声は
震
(
ふるい
)
を帯びていたと、後に五百が話した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
もう久しく忘れていた
震
(
ふるい
)
が己を襲って来る。4405
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
己
(
おら
)
あ
恐怖
(
おっかな
)
かったのなんのって、お前様
対手
(
むこう
)
が天狗だと
名告
(
なの
)
るから
堪
(
たま
)
るめえじゃねえか、いまだに
震
(
ふるい
)
が留まらねえや。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
歓喜の
震
(
ふるい
)
を以て張った胸はどこにある。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
微かに物皆動かす
震
(
ふるい
)
、7255
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“震”の解説
震(しん)は八卦の一つ。卦の形はであり、初爻は陽、第2爻・第3爻は陰で構成される。または六十四卦の一つであり、震為雷。震下震上で構成される。
(出典:Wikipedia)
震
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
“震”を含む語句
地震
震動
大地震
震慄
身震
胴震
武者震
震駭
震撼
脳震盪
震盪
震怒
震蕩
震災前
震上
震声
大震
東京地震
地震波
地震學科
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