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雜物
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ざふもつ
ふりがな文庫
“
雜物
(
ざふもつ
)” の例文
新字:
雑物
「全く不思議だよ。晝飯が濟んだばかりの腹へ、よくもさう
雜物
(
ざふもつ
)
が入つたものだと思ふと、俺は不思議でたまらねえ」
銭形平次捕物控:205 権三は泣く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
償
(
あがな
)
ふには
首代
(
くびだい
)
と云ふ事あり
先達
(
せんだつ
)
て其方伯母より借たる
雜物
(
ざふもつ
)
は富松町質屋六兵衞方にて五十兩
借請
(
かりうけ
)
其金を以て小間物荷を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
モイセイカは
今日
(
けふ
)
は
院長
(
ゐんちやう
)
のゐる
爲
(
ため
)
に、ニキタが
遠慮
(
ゑんりよ
)
して
何
(
なに
)
も
取返
(
とりかへ
)
さぬので、
貰
(
もら
)
つて
來
(
き
)
た
雜物
(
ざふもつ
)
を、
自分
(
じぶん
)
の
寐臺
(
ねだい
)
の
上
(
うへ
)
に
洗
(
あら
)
ひ
浚
(
ざら
)
ひ
廣
(
ひろ
)
げて、一つ/\
並
(
なら
)
べ
初
(
はじ
)
める。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
いや、ガラツ八は早くもこの襲撃を察し、床の中には枕と座蒲團と
雜物
(
ざふもつ
)
を入れ、自分は後ろの戸棚の蔭に隱れて、神田中に響き渡るやうな聲を出したのです。
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
履
(
はき
)
是れ
何
(
どう
)
しても
泥棒
(
どろぼう
)
と云ふ
看板
(
かんばん
)
を掛て居る樣なものだサア此方へ來いと直樣坂本の自身番へ引上しに出役岡村七兵衞
馬籠
(
まごめ
)
藏
(
くら
)
十郎の兩人
控
(
ひか
)
へ居る前へ久兵衞を引き
据
(
すゑ
)
て
先
(
まづ
)
雜物
(
ざふもつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
雜
部首:⾫
18画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“雜物”で始まる語句
雜物箱