雀躍じやくやく)” の例文
愉快ゆくわい々々、世界一せかいいち王樣わうさまだつて、此樣こん面白おもしろられるものでない。』と水兵すいへいども雀躍じやくやくした。日出雄少年ひでをせうねん猛狒ゴリラ死骸しがい流盻ながしめやりて
この不思議な事件の犯人は何者だらう? それは私達がからだにあびて時に雀躍じやくやくするところの、あの美しい太陽の光線ではないか? 光線を捕縛する探偵! 若い讀者諸君よ
探偵小説の魅力 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
あゝ人生は最大の事実也。めたるが上にも醒めしめよ。充実せるが上にも更に其内容を充実せしめよ。年少なる我は今、斯くの如く信じ、斯くの如く勇んで、我が未来の遼遠れうゑんなるに鼓舞し雀躍じやくやくす。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『やア、大佐たいさ叔父おぢさんが、風船ふうせんたすけにたんだよ/\。』と日出雄少年ひでをせうねん雀躍じやくやくした。