へだて)” の例文
第一節は「地気ちき雪と成る弁」であって、天地の間に、三つのへだてがあって、地に近い温際おんさいから地気が昇って行って冷際れいさいいたって、温かなる気が消えて雨や雪になるという話が書いてある。
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
九段くだんの内もつとも地にちかき所を太陰天たいいんてんといふ。(地をる事高さ四十八万二千五百里といふ)太陰天と地とのあひだに三ツのへだてあり、天にちかき熱際ねつさいといひ、中を冷際れいさいといひ、地にちかき温際をんさいといふ。