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銃丸
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じゅうがん
ふりがな文庫
“
銃丸
(
じゅうがん
)” の例文
暗殺行為の
片鱗
(
へんりん
)
が知られても、僕はこの上海から一歩も外に出ないうちに、
銃丸
(
じゅうがん
)
を
喰
(
く
)
らって
鬼籍
(
きせき
)
に入らねばならない。
人造人間殺害事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
松明
(
たいまつ
)
の火が
火縄
(
ひなわ
)
にうつり、その真下に
積
(
つ
)
んであった
銃丸
(
じゅうがん
)
の
箱
(
はこ
)
から
火薬
(
かやく
)
の
威力
(
いりょく
)
を
発
(
はっ
)
したのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どうせ、いざとなれば、
銃丸
(
じゅうがん
)
一
発
(
ぱつ
)
でしとめられるのだが、私はそのりっぱな皮を
傷
(
きず
)
つけたくなかったので、他の
繩
(
なわ
)
を取って、まず木の
枝
(
えだ
)
をロボへ投げると、かれはそれを歯で受けとめた。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
弾丸は左背部の肋骨にひっかかっているらしく、裸にしてみた少女の背中には弾丸の
射出口
(
しゃしゅつぐち
)
が見当らなかった。「
銃丸
(
じゅうがん
)
による心臓貫通——無論、
即死
(
そくし
)
」
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
失礼ながら皆さん、両手をあげていただきたい。おあげにならぬと、この私が
銃丸
(
じゅうがん
)
をさしあげますぞ
人造人間殺害事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
パンパンと音がして、ヒューッと
銃丸
(
じゅうがん
)
が
窓外
(
そうがい
)
から、おキミの頭をかすめて衝立にピチピチと当った。
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
どこから射つのやら、ときどきヒューッと
呻
(
うな
)
って、
銃丸
(
じゅうがん
)
が耳をかすめて飛び去った。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ヒューッ、ヒューッ——、廊下を飛ぶように走ってゆく僕の
耳許
(
みみもと
)
を
掠
(
かす
)
めて、
銃丸
(
じゅうがん
)
がとおりすぎた。そして或る弾は、コンクリートの壁に一度当ってから、足許にゴロゴロ転がって来た。
鍵から抜け出した女
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
シュッという音は、
銃丸
(
じゅうがん
)
が僕の右の耳を
掠
(
かす
)
めるときに聞こえたんだと思います
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
霰
(
あられ
)
のような
銃丸
(
じゅうがん
)
が、真白な煙りをあげて、向いの窓へ——
間諜座事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
銃
常用漢字
中学
部首:⾦
14画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“銃”で始まる語句
銃
銃口
銃先
銃音
銃剣
銃声
銃猟
銃弾
銃身
銃眼