ちょう)” の例文
「君子はちょうしてもうせずでございますな、いったん釣りの細かいところの趣味を味わった者には、御隠居の前だが、網なんぞは大味おおあじで食べられません」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
拝啓、今年はだいぶすずきの魚鱗多くうかがわれ、ほかの魚族も、よき潮模様しおもようと相見え候ところ、近来さっぱり御途絶おんとだえ、いかがなされ候哉そうろうや秋日しゅうじつぼくし、御一ちょうおすすめ申上候
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
広施こうし三百六十ちょう
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)