)” の例文
「いやいやとがめ立てではない。——そのわっぱとやら、おもしろそうな奴。徒然つれづれの話し相手には、ちょうどよい。菓子でもらせよう。これへ、呼んでおくれぬか」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と腰のものなどらせて帰したということが——この春にはあった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『このひな干菓子ひがしを、外の、船頭の子にらせても』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「侍は嘘をつかぬ。今、菓子をらすであろう」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)