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遊興
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あそび
ふりがな文庫
“
遊興
(
あそび
)” の例文
随
(
したが
)
って
其
(
その
)
時だけの
遊興
(
あそび
)
ならば
兎
(
と
)
こうの論は無いが、
若
(
も
)
し市郎が
其後
(
そのご
)
も柳屋へ通っている
様
(
よう
)
ならば、少しく警戒を加えねばならぬ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
吉原
冠
(
かぶ
)
りの後ろつきも小粋な男が、先ず
遊興
(
あそび
)
の帰りとでもいうような物腰で、急ぐでもなく歩いていた。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
やれ喧嘩をするな
遊興
(
あそび
)
をするなとくだらぬことを小うるさく耳の
傍
(
はた
)
で口説きます、ハハハいやはや話になったものではありませぬ、え、茶袋とは
母親
(
おふくろ
)
のことです
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
兜町
(
かぶとちょう
)
の、ぱりぱりしたのが三四人、今も見物で一所ですがね。すぐ切上げてもいいんですの。ちょっと一座敷、抜け荷を売りゃ……すぐに三十と五十さ、あなた。あなたの
遊興
(
あそび
)
は、うわになるわ。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「はい、いづれ
遊興
(
あそび
)
に行くとは思ひました。」
マルクスの審判
(新字旧仮名)
/
横光利一
(著)
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やれ喧嘩をするな
遊興
(
あそび
)
をするなと下らぬ事を小五月蠅く耳の
傍
(
はた
)
で口説きます、ハヽヽいやはや話になつたものではありませぬ、ゑ、茶袋とは
母親
(
おふくろ
)
の事です、なに酷くはありませぬ茶袋で沢山です
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
“遊”で始まる語句
遊
遊蕩
遊山
遊女
遊戯
遊廓
遊弋
遊行
遊惰
遊説