輪鍵わかぎ)” の例文
それから、今朝は物置に入っていると、外から戸を締めて、輪鍵わかぎをかけて心張りをした上、炭俵へ火をけた者があります。
それから、今朝は物置に入つてゐると、外から戸を締めて、輪鍵わかぎをかけて心張しんばりをした上、炭俵へ火をけた者があります。
後からそつとつけて行つて、長持の輪鍵わかぎをかけてしまひ、二人を封じ込んで置いて、奉納の大太刀で、ズブリとやつた
泥棒の入つたのは、南の縁側、僅かばかりの隙からのこぎりを入れて、かなり大きい穴を二つまで開けた上、輪鍵わかぎさんも易々と外したことはよくわかります。
泥棒の入ったのは、南の縁側、わずかばかりのすきからのこぎりを入れて、かなり大きい穴を二つまで開けた上、輪鍵わかぎさん易々やすやすと外したことはよくわかります。
このが入つた儘か、それとも曲者が逃げ去つたか、木戸は輪鍵わかぎを外して夜風にあおられてゐるのでした。
「それが、不思議でございます。外から開けた樣子もないのに、雨戸がさん輪鍵わかぎも外れて居りました」
作松が言つたやうに、裏木戸は内から輪鍵わかぎが掛つて居りますが、釘はさしてゐず、その下のあたりはよくかためられて、變つた足跡などを付けられさうもありません。
作松が言ったように、裏木戸は内から輪鍵わかぎが掛っておりますが、釘はさしていず、その下のあたりはよく踏み固められて、変った足跡などを見付けられそうもありません。
輪鍵わかぎがかゝつて居なかつたのでせう。と、木戸を押してそつと入つて來た怪しの者が一人、跫音あしおとも立てずに部屋の外へ忍び寄ると、戸袋のかげから、スルリと縁側に滑り込みました。
繩の下に虎耳草ゆきのしたの花があつたので、場所は三日月の井戸と判つた。——神津家の雨戸は決して外から開けたのぢやない。拍手かしはでを打つた位であのさん輪鍵わかぎはビクともするものぢやない。
たった一つの手燭てしょくで、平次は実によく調べて行きます。生湿なまじめりの庭にはあつらえたように足跡があって、それがかなり大きいことや、突当りの木戸は外から簡単に輪鍵わかぎの外せることを見極め
たつた一つの手燭てしよくで、平次は實によく調べて行きます。生濕なまじめりの庭にはあつらへたやうに足跡があつて、それがかなり大きいことや、突當りの木戸は外から簡單に輪鍵わかぎの外せることを見極め
平次はもう一度念のためにその部屋を見せて貰った上、戸締りの工合も調べ直しましたが、外からコジ開けた様子もなく、ただ上下のさん輪鍵わかぎのあたりと、きりで小さい穴を開けた跡があります。
平次はその間に裏木戸の輪鍵わかぎをかけて、元の縁側へ歸つて來たのです。
「締つては居るが、輪鍵わかぎが掛つて居ませんよ」
「内から締めて、輪鍵わかぎが掛つて居た筈だ」
輪鍵わかぎが外れませんよ」
輪鍵わかぎが外れませんよ」