トップ
>
生濕
ふりがな文庫
“生濕”の読み方と例文
新字:
生湿
読み方
割合
なまじめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまじめ
(逆引き)
そしてお玉の死骸の側に
膝行
(
ゐざり
)
寄ると、そのこめかみのあたりへ左手を掛け、右手の
生濕
(
なまじめ
)
りの小菊を、死體の耳の穴へ、そつと差込むのです。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
持つてゐて、それに
生濕
(
なまじめ
)
りの土が附いてゐたから、金杉の竹松親分に縛られたのも無理はない。あの人は道樂がひどいから、五兩と
纒
(
まと
)
まつた金を
銭形平次捕物控:320 お六の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
念の爲にツイ傍の上便所の扉をあけると、二本燈心の薄明りで、——
草履
(
ざうり
)
が一足。手に取り上げて裏返すと、
生濕
(
なまじめ
)
りの
苔臭
(
こけくさ
)
い土が一面に附いてゐるではありませんか。
銭形平次捕物控:100 ガラツ八祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
生濕(なまじめ)の例文をもっと
(12作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
濕
部首:⽔
17画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
検索の候補
濕生