“苔臭”の読み方と例文
読み方割合
こけくさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
念の爲にツイ傍の上便所の扉をあけると、二本燈心の薄明りで、——草履ざうりが一足。手に取り上げて裏返すと、生濕なまじめりの苔臭こけくさい土が一面に附いてゐるではありませんか。