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輪数珠
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わじゅず
ふりがな文庫
“
輪数珠
(
わじゅず
)” の例文
小さな
髷
(
まげ
)
に
鼈甲
(
べっこう
)
の耳こじりをちょこんと
極
(
き
)
めて、手首に
輪数珠
(
わじゅず
)
を掛けた五十格好の
婆
(
ばばあ
)
が
背後向
(
うしろむき
)
に坐ったのが、その
総領
(
そうりょう
)
の娘である。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
麓
(
ふもと
)
へ十四五
町
(
ちょう
)
隔
(
へだた
)
つた、崖の上にある、古い、薄暗い
茶店
(
ちゃみせ
)
に
憩
(
いこ
)
つた時、裏に
鬱金木綿
(
うこんもめん
)
を着けた
縞
(
しま
)
の
胴服
(
ちゃんちゃんこ
)
を、
肩衣
(
かたぎぬ
)
のやうに着た、
白髪
(
しらが
)
の
爺
(
じい
)
の、
霜
(
しも
)
げた耳に
輪数珠
(
わじゅず
)
を掛けたのが
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「さればの。」耳にかけた
輪数珠
(
わじゅず
)
を
外
(
はず
)
すと
栃の実
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
“輪”で始まる語句
輪
輪廓
輪廻
輪郭
輪奐
輪鍵
輪袈裟
輪車
輪索
輪飾