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わじゅず
ふりがな文庫
“わじゅず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
輪数珠
60.0%
環珠数
20.0%
輪珠数
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輪数珠
(逆引き)
麓
(
ふもと
)
へ十四五
町
(
ちょう
)
隔
(
へだた
)
つた、崖の上にある、古い、薄暗い
茶店
(
ちゃみせ
)
に
憩
(
いこ
)
つた時、裏に
鬱金木綿
(
うこんもめん
)
を着けた
縞
(
しま
)
の
胴服
(
ちゃんちゃんこ
)
を、
肩衣
(
かたぎぬ
)
のやうに着た、
白髪
(
しらが
)
の
爺
(
じい
)
の、
霜
(
しも
)
げた耳に
輪数珠
(
わじゅず
)
を掛けたのが
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
わじゅず(輪数珠)の例文をもっと
(3作品)
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環珠数
(逆引き)
扁平
(
ひらった
)
く、薄く、しかも大ぶりな耳へ垂らして、
環珠数
(
わじゅず
)
を掛けた、鼻の長い、
頤
(
おとがい
)
のこけた、小鼻と目が窪んで、飛出した形の八の字眉。大きな口の下唇を反らして、かッくりと
抜衣紋
(
ぬきえもん
)
。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わじゅず(環珠数)の例文をもっと
(1作品)
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輪珠数
(逆引き)
濡れても
判明
(
はっきり
)
と白い、処々むらむらと
斑
(
ふ
)
が立って、雨の色が、
花簪
(
はなかんざし
)
、
箱狭子
(
はこせこ
)
、
輪珠数
(
わじゅず
)
などが落ちた形になって、人出の混雑を思わせる、仲見世の敷石にかかって、
傍目
(
わきめ
)
も
触
(
ふ
)
らないで、
御堂
(
みどう
)
の
方
(
かた
)
へ。
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わじゅず(輪珠数)の例文をもっと
(1作品)
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