“足繁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あししげ90.0%
あしゝげ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『何もまだ、考えておりません。とかく、人の口端くちははうるそうござる。足繁あししげく宅へお遊びに来られる事なども、お互の為、暫く、おつつしみくださらぬか』
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
文一郎はすこぶ姿貌しぼうがあって、心みずからこれをたのんでいた。当時吉原よしわら狎妓こうぎの許に足繁あししげく通って、遂に夫婦のちかいをした。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
院長ゐんちやうが六號室がうしつ足繁あしゝげ訪問はうもんしたとの風評ひやうばん
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)