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資治
ふりがな文庫
“資治”の読み方と例文
読み方
割合
やすはる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やすはる
(逆引き)
片手を
膝
(
ひざ
)
に垂れた時、
早
(
は
)
や其の襖際に
気勢
(
けはい
)
した
資治
(
やすはる
)
卿の
跫音
(
あしおと
)
の遠ざかるのが、
静
(
しずか
)
に聞えて、もとの
脇廊下
(
わきろうか
)
の
其方
(
そなた
)
に、
厳
(
おごそか
)
な
衣冠束帯
(
いかんそくたい
)
の姿が——其の頃の
御館
(
みたち
)
の
状
(
さま
)
も
偲
(
しの
)
ばれる——
襖
(
ふすま
)
の
羽目
(
はめ
)
から
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一年
(
ひととせ
)
、比野大納言、まだお
年若
(
としわか
)
で、京都
御名代
(
ごみょうだい
)
として、日光の
社参
(
しゃさん
)
に
下
(
くだ
)
られたを
饗応
(
きょうおう
)
して、
帰洛
(
きらく
)
を品川へ送るのに、
資治
(
やすはる
)
卿の
装束
(
しょうぞく
)
が、
藤色
(
ふじいろ
)
なる
水干
(
すいかん
)
の
裾
(
すそ
)
を
曳
(
ひ
)
き、
群鵆
(
むらちどり
)
を白く
染出
(
そめい
)
だせる
浮紋
(
うきもん
)
で
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
資治(やすはる)の例文をもっと
(1作品)
見る
資
常用漢字
小5
部首:⾙
13画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
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