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讒臣
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ざんしん
ふりがな文庫
“
讒臣
(
ざんしん
)” の例文
とにかく
讒臣
(
ざんしん
)
は国を乱すということわざがあるが、西光らもその良い例で、何かと、自分の都合のよいように法皇の心を引き廻していたともいえる。
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
讒臣
(
ざんしん
)
どもの策謀を恨んでいた。また、斎藤家の
紊乱
(
ぶんらん
)
と主君の不明を嘆いてもいた。——が、どうしようもない。つめ腹を切らねばならぬ日が目に見えていた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
入京会葬を
止
(
とど
)
むるの事、遺詔に
出
(
い
)
づと云うと
雖
(
いえど
)
も、諸王、
責
(
せめ
)
を
讒臣
(
ざんしん
)
に
托
(
たく
)
して、
而
(
しこう
)
して其の
奸悪
(
かんあく
)
を
除
(
のぞ
)
かんと云い、
香
(
こう
)
を
孝陵
(
こうりょう
)
に進めて、而して吾が誠実を致さんと云うに至っては、
蓋
(
けだ
)
し
辞柄
(
じへい
)
無きにあらず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そして、義貞や君側の
讒臣
(
ざんしん
)
を打つのが
初志
(
しょし
)
でありますから、もし
龍駕
(
りゅうが
)
を都へお
還
(
かえ
)
しあるなら、よろこんで奉迎し、過去を問わず、大方の者は、本官本領に
復
(
ふく
)
し、かつまた
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“讒臣”の意味
《名詞》
君主に讒言をする臣下。
(出典:Wiktionary)
讒
漢検1級
部首:⾔
24画
臣
常用漢字
小4
部首:⾂
7画
“讒”で始まる語句
讒言
讒訴
讒
讒者
讒謗
讒誣
讒口
讒毒
讒奏
讒構