“謝罪(あや)” の例文
「疾(とう)からあなたに打ち明けて謝罪(あや)まろう謝罪まろうと思っていたんですが、つい言い悪(にく)かったもんだから、それなりにしておいたのです」
門 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
私は謝罪(あや)まる、私は謝罪まる。……そうは云っても面白いの。
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかし正直ものだからとうとう女に対してまともに結婚破約を申し込んで、しかもきまりの悪そうな顔をして、御免(ごめん)よとか何とか云って謝罪(あや)まったんだってね。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「疾(とう)から貴方(あなた)に打(う)ち明(あ)けて謝罪(あや)まらう/\と思(おも)つてゐたんですが、つい言(い)ひ惡(にく)かつたもんだから、夫(それ)なりにして置(お)いたのです」と途切(とぎ)れ/\に云(い)つた。宗助(そうすけ)には何(なん)の意味(いみ)か丸(まる)で解(わか)らなかつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)