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謀計
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たくみ
ふりがな文庫
“
謀計
(
たくみ
)” の例文
謝
(
しや
)
しつゝお光は
泣顏
(
なきがほ
)
隱し井戸端へ行き
釣上
(
つりあぐ
)
る
竿
(
さを
)
を直なる身の上も
白精
(
しらげ
)
の
米
(
よね
)
と事變り腹いと黒き其人が
堀拔
(
ほりぬき
)
井戸の
底
(
そこ
)
深
(
ふか
)
き
謀計
(
たくみ
)
に掛り無實の
汚名
(
をめい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もし僕の推定が誤らなければ、犯人たちの口を噤んで居る理由もわかるし、そこに鬼頭否園田の前科者としての
謀計
(
たくみ
)
が働いて居るようにも思われる……
呪われの家
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
我欲は充分折って
摧
(
くだ
)
いて思案を凝らして来たものの、なお汝の了見も腹蔵のないところを聞きたく、その上にまたどうともしようと、我も
男児
(
おとこ
)
なりゃ
汚
(
きたな
)
い
謀計
(
たくみ
)
を腹には持たぬ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
それを取ろうとする
謀計
(
たくみ
)
の
罠
(
わな
)
を知って、実はお前さんが又作を
縊
(
くび
)
り殺し、火を
放
(
つ
)
けて逃げた時、其の隣の
明店
(
あきだな
)
で始末を残らず聞いていたのだ、
何
(
な
)
んと悪い事は出来ねえものだねえ
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
尚汝の了見も腹蔵の無いところを聞きたく、其上にまた何様とも為やうと、我も
男児
(
をとこ
)
なりや汚い
謀計
(
たくみ
)
を腹には持たぬ、
真実
(
ほんと
)
に
如是
(
かう
)
おもふて来たは、と言葉を少時とゞめて十兵衞が顔を見るに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
謀
常用漢字
中学
部首:⾔
16画
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
“謀”で始まる語句
謀
謀叛
謀反
謀叛人
謀反人
謀叛気
謀事
謀略
謀判
謀殺