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謀判
ふりがな文庫
“謀判”の読み方と例文
読み方
割合
ぼうはん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうはん
(逆引き)
それから燭臺の下に紙の燃えた灰のあつたのは、爲三郎が肌身につけてゐる、お夏の繪姿だよ、
謀判
(
ぼうはん
)
で縛られさうになつてゐるし、借金で首は廻らない。
銭形平次捕物控:184 御時計師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
剰
(
あまつさ
)
え
謀判
(
ぼうはん
)
の罪を犯したことが明白になり、
身柄
(
みがら
)
を吉長に下げ渡されて即時に首を
刎
(
は
)
ねられた。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
惡い人間に引つ掛つて
謀判
(
ぼうはん
)
の罪に落されさうになり、
身上
(
しんしやう
)
を投げ出した上娘のお歌まで佐野喜に賣つて、
漸
(
やうや
)
く遠島は
免
(
まぬか
)
れましたが、その後お歌の歌川が病氣になり
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
謀判(ぼうはん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“謀判”の意味
《名詞》
他人を欺くために印章を偽造すること。また、その印章。
(出典:Wiktionary)
“謀判(謀書)”の解説
謀書(ぼうしょ)とは、近代以前の日本において、公私の文書を偽造することもしくはその文書のこと。
謀書とともに、文書に据えられる花押・印章が併せて偽造されることがあり、偽造された花押・印章のことを謀判(ぼうはん)と呼び、謀書とセットにされる場合がある。
(出典:Wikipedia)
謀
常用漢字
中学
部首:⾔
16画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“謀”で始まる語句
謀
謀叛
謀反
謀叛人
謀計
謀反人
謀叛気
謀事
謀略
謀殺
“謀判”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
野村胡堂