“ぼうはん”の漢字の書き方と例文
語句割合
謀判100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから一年過ぎ、私は惡い客に騙されて、危ふく謀判ぼうはんの一味に引摺り込まれるところを、大金を出して救つて下すつたのも孫右衞門旦那で、お蔭で私は首がつながりました。
植木屋幸右衛門はもと鳥越とりごえで大きく暮していたが、悪い人間に引っ掛って謀判ぼうはんの罪に落されそうになり、身上しんしょうを投げ出した上娘のお歌まで佐野喜に売って、ようやく遠島はまぬかれましたが
「その他にもう一つ。殺された爲三郎はあの御面相で恐しく道樂強く、借金だらけで首も廻らなくなり、謀判ぼうはん(詐欺)かなんかに掛り合つて、この家を追ん出されさうになつてゐたさうですよ」