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ぼうはん
ふりがな文庫
“ぼうはん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
謀判
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謀判
(逆引き)
それから一年過ぎ、私は惡い客に騙されて、危ふく
謀判
(
ぼうはん
)
の一味に引摺り込まれるところを、大金を出して救つて下すつたのも孫右衞門旦那で、お蔭で私は首が
繋
(
つな
)
がりました。
銭形平次捕物控:253 猫の首環
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
植木屋幸右衛門はもと
鳥越
(
とりごえ
)
で大きく暮していたが、悪い人間に引っ掛って
謀判
(
ぼうはん
)
の罪に落されそうになり、
身上
(
しんしょう
)
を投げ出した上娘のお歌まで佐野喜に売って、ようやく遠島は
免
(
まぬか
)
れましたが
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「その他にもう一つ。殺された爲三郎はあの御面相で恐しく道樂強く、借金だらけで首も廻らなくなり、
謀判
(
ぼうはん
)
(詐欺)かなんかに掛り合つて、この家を追ん出されさうになつてゐたさうですよ」
銭形平次捕物控:184 御時計師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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