トップ
>
言挙
>
ことあげ
ふりがな文庫
“
言挙
(
ことあげ
)” の例文
清原 人の世の
言挙
(
ことあげ
)
がそう名付けるならば、それもよかろう。……石ノ上、僕は白状する。……僕は、……僕はその恋を知りはじめたのだ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
読んで独り自ら評価して居る。ただこの評価は思想を同じゅうして居ないものの評価で、
天晴
(
あっぱれ
)
批評と称して打出して
言挙
(
ことあげ
)
すべきものでないばかりだ。
鴎外漁史とは誰ぞ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
千万
(
ちよろづ
)
の
軍
(
いくさ
)
なりとも
言挙
(
ことあげ
)
せず
取
(
と
)
りて
来
(
き
)
ぬべき
男
(
をのこ
)
とぞ
念
(
おも
)
ふ 〔巻六・九七二〕 高橋虫麿
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ひたおもて君が
直
(
すぐ
)
なる
言挙
(
ことあげ
)
は
聴
(
きき
)
いさぎよし心に
徹
(
とほ
)
る (加納子爵)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
何くれと世に
言挙
(
ことあげ
)
はせしかども物言はぬ身と今ぞなりなん
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
▼ もっと見る
言挙
(
ことあげ
)
せられず
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
なにかわれ
言挙
(
ことあげ
)
はせん天地の足りそなはれる
中
(
なか
)
に死ぬとて
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
世に憂ふ人が
言挙
(
ことあげ
)
まつぶさに言ふことはよし多く私
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出