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覆
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つつ
ふりがな文庫
“
覆
(
つつ
)” の例文
みなこれ
屈竟
(
くっきょう
)
の
大男
(
おおおのこ
)
、いずれも
手拭
(
てぬぐ
)
いに
面
(
おもて
)
を
覆
(
つつ
)
みたるが五人ばかり、手に手に
研
(
と
)
ぎ澄ましたる
出刃庖丁
(
でばぼうちょう
)
を
提
(
ひさ
)
げて、白糸を追っ取り巻きぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
昨夜、我が家の前の道を、ラウペパ王が面を
覆
(
つつ
)
み、騎乗して、何用のためか、あわただしく走り過ぎた。料理人が確かにそれを見たという。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“覆”の解説
覆(ふく)(sa: mrakṣa、ムラクシャ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
自己の誤ちの隠蔽。利益を失う・不利益を蒙ることを恐れて、自分が為した罪を隠すこと。
しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“覆”を含む語句
顛覆
転覆
日覆
反覆
修覆
覆面
雨覆
轉覆
覆布
傾覆
打覆
覆被
押覆
引覆
覆奏
覆水
鞍覆
被覆
上覆
覆羽
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