つつ)” の例文
みなこれ屈竟くっきょう大男おおおのこ、いずれも手拭てぬぐいにおもてつつみたるが五人ばかり、手に手にぎ澄ましたる出刃庖丁でばぼうちょうひさげて、白糸を追っ取り巻きぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
昨夜、我が家の前の道を、ラウペパ王が面をつつみ、騎乗して、何用のためか、あわただしく走り過ぎた。料理人が確かにそれを見たという。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)