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藤助
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とうすけ
ふりがな文庫
“
藤助
(
とうすけ
)” の例文
と云われるのが嬉しく思いまして、しげ/\通いましたが、又市も馬鹿でない男でございますから、
終
(
しまい
)
には癇癪を
発
(
おこ
)
して、
藤助
(
とうすけ
)
という
若者
(
わかいもの
)
を呼んで居ります。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「あつはつは。をかしなはなしだ。九十八の足さきといふのは、九十八の切株だらう。それがどうしたといふんだ。おれはちやんと、山主の
藤助
(
とうすけ
)
に酒を二升買つてあるんだ。」
かしはばやしの夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
聞くと……真鍮台、またの名を銀流しの
藤助
(
とうすけ
)
と言う、
金箔
(
きんぱく
)
つきの鋳掛屋で、これが三味線の持ぬしであった。
面構
(
つらがまえ
)
でも知れる……このしたたかものが、やがて涙ぐんで……話したのである。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「奉公人でございます。
藤助
(
とうすけ
)
と申しまして、ヘエ——」
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あっはっは。おかしなはなしだ。九十八の足さきというのは、九十八の
切株
(
きりかぶ
)
だろう。それがどうしたというんだ。おれはちゃんと、山主の
藤助
(
とうすけ
)
に酒を二
升
(
しょう
)
買ってあるんだ。」
かしわばやしの夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
大小を三腰とか印籠を幾つとかを盗み取り
逐電
(
ちくでん
)
した人殺しの
盗賊
(
どろぼう
)
だ、すると
後
(
あと
)
から忠義の家来
藤助
(
とうすけ
)
とか孝助とか云う男が、主人の
敵
(
かたき
)
を討ちたいと
追
(
おっ
)
かけて出たそうだ、私の思うのは
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「何が無礼だ。もう
九
(
く
)
本切るだけは、とうに山主の
藤助
(
とうすけ
)
に酒を買つてあるんだ。」
かしはばやしの夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
番新「
藤助
(
とうすけ
)
どん、お願いだから若旦那の
履物
(
はきもの
)
を出すと聴かないよ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「何が無礼だ。もう
九本
(
くほん
)
切るだけは、とうに山主の
藤助
(
とうすけ
)
に酒を買ってあるんだ。」
かしわばやしの夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
男「エヽ私は
角海老
(
かどえび
)
の
藤助
(
とうすけ
)
でございます」
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ばかを云へ、おれはあした、山主の
藤助
(
とうすけ
)
にちやんと二升酒を買つてくるんだ」
かしはばやしの夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「ばかを云え、おれはあした、山主の
藤助
(
とうすけ
)
にちゃんと二升酒を買ってくるんだ」
かしわばやしの夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
藤
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“藤”で始まる語句
藤
藤蔓
藤棚
藤村
藤原
藤孝
藤壺
藤堂
藤袴
藤氏