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薄金
ふりがな文庫
“薄金”の読み方と例文
読み方
割合
うすがね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすがね
(逆引き)
薄金
(
うすがね
)
で作った
吊鐘形
(
つりがねがた
)
の——それに
把手
(
とって
)
が付いているので——戦場にでも雨の夜行にでも持ち歩けるがん
燈
(
どう
)
とよぶ燈具だった。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黄金
(
きん
)
また銀の
薄金
(
うすがね
)
を覆輪に取って、しっくりと張るのだが、朱肉入、
驕
(
おご
)
った印章入、宝玉の手奩にも、また
巻煙草入
(
まきたばこいれ
)
にも、使う人の勝手で異議はない。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
切り裂かれた
疵口
(
きずぐち
)
からは怨めしそうに
臓腑
(
ぞうふ
)
が
這
(
は
)
い出して、その上には敵の余類か、
金
(
こがね
)
づくり、
薄金
(
うすがね
)
の
鎧
(
よろい
)
をつけた
蝿
(
はえ
)
将軍が陣取ッている。はや乾いた眼の玉の池の中には
蛆
(
うじ
)
大将が
勢揃
(
せいぞろ
)
え。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
薄金(うすがね)の例文をもっと
(7作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
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検索の候補
金薄
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薄刃金
“薄金”のふりがなが多い著者
山田美妙
吉川英治
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
泉鏡花