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蓮華草
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れんげさう
ふりがな文庫
“
蓮華草
(
れんげさう
)” の例文
北野
(
きたの
)
を
出
(
で
)
はづれると、
麥畑
(
むぎばたけ
)
の
青
(
あを
)
い
中
(
なか
)
に、
菜
(
な
)
の
花
(
はな
)
の
黄色
(
きいろ
)
いのと、
蓮華草
(
れんげさう
)
の
花
(
はな
)
の
紅
(
あか
)
いのとが、
野面
(
のづら
)
を
三色
(
みいろ
)
の
染
(
そ
)
め
分
(
わ
)
けにして
其
(
そ
)
の
美
(
うつく
)
しさは
得
(
え
)
も
言
(
い
)
はれなかつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
春はそこから出て野に行く道に、
蓮華草
(
れんげさう
)
や
菫
(
すみれ
)
の一面に咲いたところがあつて、村の小娘達はそれを採つては束にして終日長く遊んでゐるのを誰も見懸けた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
「知つてるよ、それで巣鴨へ花見に行かうといふんだらう。向島か
飛島山
(
あすかやま
)
なら花見も
洒落
(
しやれ
)
てゐるが、巣鴨の田圃で
蓮華草
(
れんげさう
)
を
摘
(
つ
)
むなんざ、こちとらの柄にないぜ、八」
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
越して
夫
(
それ
)
から諏訪の湖水が見えて夫から下諏訪だ此は云て見ればお
前立
(
まへだち
)
といふやうなものとの答へまだ付の一里是からの長きこと限りなく山吹を折りて帽子に揷したり
蓮華草
(
れんげさう
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
「フム、一向つまらない事かも知れないが、
蓮華草
(
れんげさう
)
を摘む氣で行つて見るか」
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“蓮華草(ゲンゲ)”の解説
ゲンゲ(紫雲英、翹揺、学名: Astragalus sinicus)はマメ科ゲンゲ属に分類される越年草である。中国原産。別名レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ(蓮華)、ゲンゲバナ、ゲンゲソウ、ノエンドウ、ホウゾウバナともよばれる。水田の緑肥や、蜜源植物としても知られる。
(出典:Wikipedia)
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“蓮華”で始まる語句
蓮華
蓮華寺
蓮華王院
蓮華王
蓮華坂
蓮華班
蓮華色
蓮華生
蓮華谷
蓮華散