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葉隠
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はがく
ふりがな文庫
“
葉隠
(
はがく
)” の例文
旧字:
葉隱
ゆうべの
夢見
(
ゆめみ
)
が
忘
(
わす
)
れられぬであろう。
葉隠
(
はがく
)
れにちょいと
覗
(
のぞ
)
いた
青蛙
(
あおがえる
)
は、
今
(
いま
)
にも
落
(
お
)
ちかかった三
角頭
(
かくとう
)
に、
陽射
(
ひざ
)
しを
眩
(
まば
)
ゆく
避
(
さ
)
けていた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
怏々
(
おうおう
)
と、楽しまない日を、幾月もうそこで暮したことか、人知れず
葉隠
(
はがく
)
れに燃えて腐って、やがて散るしかない——
真紅
(
しんく
)
の花の悩みのように。
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
向
(
むこ
)
うて
筋違
(
すじっかい
)
、
角
(
かど
)
から二軒目に小さな柳の樹が一本、その低い枝のしなやかに垂れた
葉隠
(
はがく
)
れに、一
間口
(
けんぐち
)
二枚の
腰障子
(
こししょうじ
)
があって、一枚には
仮名
(
かな
)
、一枚には
真名
(
まな
)
で豆腐と書いてある。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
葉隠
(
はがく
)
れの
花
(
はな
)
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“葉隠”の解説
『葉隠』(はがくれ)は、江戸時代中期(1716年ごろ)に書かれた書物。肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝が武士としての心得を口述し、それを同藩士田代陣基が筆録しまとめた。全11巻。葉可久礼とも。『葉隠聞書』ともいう。
(出典:Wikipedia)
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
“葉”で始まる語句
葉
葉巻
葉鶏頭
葉末
葉蘭
葉蔭
葉書
葉叢
葉越
葉摺