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落溜
ふりがな文庫
“落溜”の読み方と例文
読み方
割合
おちたま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おちたま
(逆引き)
与吉はとみこうみて、肩のあたり、胸のあたり、
膝
(
ひざ
)
の上、
跪
(
ひざまず
)
いてる足の
間
(
あいだ
)
に
落溜
(
おちたま
)
った、
堆
(
うずたか
)
い、木屑の積ったのを、樟の血でないかと思ってゾッとした。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
與吉
(
よきち
)
はとみかうみて、
肩
(
かた
)
のあたり、
胸
(
むね
)
のあたり、
膝
(
ひざ
)
の
上
(
うへ
)
、
跪
(
ひざまづ
)
いてる
足
(
あし
)
の
間
(
あひだ
)
に
落溜
(
おちたま
)
つた、
堆
(
うづたか
)
い、
木屑
(
きくづ
)
の
積
(
つも
)
つたのを、
樟
(
くすのき
)
の
血
(
ち
)
でないかと
思
(
おも
)
つてゾツとした。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
時々
爪尖
(
つまさき
)
に
絡
(
から
)
まるのは葉の
雫
(
しずく
)
の
落溜
(
おちたま
)
った糸のような
流
(
ながれ
)
で、これは枝を打って高い処を走るので。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
落溜(おちたま)の例文をもっと
(5作品)
見る
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
溜
漢検準1級
部首:⽔
13画
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家
“落溜”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎