草原そうげん)” の例文
なるほど、トロッコのとおるレールから、そうはなれていないが、工事場こうじばからはかなりへだたった草原そうげんなかに、いし破片はへんが、しろ小山こやまのごとくかさねてありました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
昼になると、荘園の木戸から一五〇メートルほどはなれたところにある住居すまいにもどって、食事をするのが日課にっかとなっており、草原そうげんをとぼとぼ横切る執事しつじを、その日も近所の女の子が見ていた。
西山にしやまは、先頭せんとうって、草原そうげんほう突進とっしんしました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)