“そうげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウゲン
語句割合
草原40.0%
宗玄40.0%
宋元20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昼になると、荘園の木戸から一五〇メートルほどはなれたところにある住居すまいにもどって、食事をするのが日課にっかとなっており、草原そうげんをとぼとぼ横切る執事しつじを、その日も近所の女の子が見ていた。
その次は坊主がへりで宗玄そうげんといふ四十男、イガ栗頭の大入道で、恐ろしい髯武者だが、不斷は深い笠を冠つてゐるから、容易に人相は見せない——これで四人でせう
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
されば宋元そうげん以後の禅味を以てひとり邦画の真髄と断定せる一部の日本鑑賞家の北斎を好まざるはけだしやむをえざるなり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)