芳志はうし)” の例文
もつて又々穀平方へいたり御芳志はうしの段かたじけなしさりながら斯る大金を申うけべきわけさらに無しとて種々いろ/\ことわりけるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て扨々さて/\まことに以て御芳志はうしの段有難き仕合なり然れども此度の災難さいなんかく成行なりゆく宿世しゆくせ業因ごふいんなれば誰をうらみ彼を恨みんとは存じ申さず煙草たばこ入を落せしことが我があやまりなりかゝる大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)