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船員
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せんゐん
ふりがな文庫
“
船員
(
せんゐん
)” の例文
さてまた、
弦月丸
(
げんげつまる
)
沈沒
(
ちんぼつ
)
の
間際
(
まぎわ
)
に、
船長
(
せんちやう
)
をはじめ
船員
(
せんゐん
)
一同
(
いちどう
)
の
醜態
(
しゆうたい
)
は、
聽
(
き
)
く
人
(
ひと
)
愕
(
おどろ
)
き
怒
(
いか
)
らざるなく、
短氣
(
たんき
)
の
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
眼
(
め
)
を
光
(
ひか
)
らして
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
弦月丸
(
げんげつまる
)
は
萬山
(
ばんざん
)
の
崩
(
くづ
)
るゝが
如
(
ごと
)
き
響
(
ひゞき
)
と
共
(
とも
)
に
左舷
(
さげん
)
に
傾斜
(
かたむ
)
いた。
途端
(
とたん
)
に
起
(
おこ
)
る
大叫喚
(
だいけうくわん
)
。
二百
(
にひやく
)
の
船員
(
せんゐん
)
が
狂
(
くる
)
へる
甲板
(
かんぱん
)
へ、
數百
(
すうひやく
)
の
乘客
(
じやうきやく
)
が
一時
(
いちじ
)
に
黒雲
(
くろくも
)
の
如
(
ごと
)
く
飛出
(
とびだ
)
したのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『もう
無益
(
だめ
)
だ/\、とても
沈沒
(
ちんぼつ
)
は
免
(
まぬ
)
かれない。』と
船員
(
せんゐん
)
一同
(
いちどう
)
はすでに
本船
(
ほんせん
)
の
運命
(
うんめい
)
を
見捨
(
みす
)
てたのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“船員”の解説
船員(せんいん、en: sailorあるいはseamanあるいはmarinerあるいはseafarer)とは、船舶に乗り組んで海上で働く人々の総称。船乗り(ふなのり)とも。古くは船方(ふなかた)とも言った。
(出典:Wikipedia)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
員
常用漢字
小3
部首:⼝
10画
“船員”で始まる語句
船員等
船員連中