トップ
>
腰巻
>
サロン
ふりがな文庫
“
腰巻
(
サロン
)” の例文
日本
(
にほん
)
娼婦は
浴衣
(
ゆかた
)
に細帯、又は半
襦袢
(
じゆばん
)
一枚の下に
馬来
(
マレイ
)
人のする
印度更紗
(
インドさらさ
)
の赤い
腰巻
(
サロン
)
をして、同じ卓に
凭
(
よ
)
つて
花牌
(
はなふだ
)
を
弄
(
もてあそ
)
んで居る者、編物をして居る者、大阪版の一休諸国物語を読んで居る者
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
馬来
(
マレイ
)
人やヒンヅ人が
黒光
(
くろびかり
)
のする
体
(
からだ
)
に
黄巾赤帽
(
くわうきんせきばう
)
を
戴
(
いたゞ
)
き、赤味の勝つた
腰巻
(
サロン
)
を
纒
(
まと
)
つて居る
風采
(
ふうさい
)
は、
極𤍠
(
ごくねつ
)
の気候と、朱の色をした土と、常に新緑と
嫩紅
(
どんこう
)
とを絶たない𤍠帯植物とに調和して
中中
(
なかなか
)
悪くない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
何
(
ど
)
の
小舟
(
サンパン
)
にも赤い帽と赤い
腰巻
(
サロン
)
及び白い目と白い歯が光つて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“腰巻”の解説
腰巻(こしまき)は、日本の安土桃山時代から江戸時代以前における、高級武家女性の夏の正装。
(出典:Wikipedia)
腰
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“腰”で始まる語句
腰
腰掛
腰衣
腰巾着
腰元
腰障子
腰骨
腰部
腰間
腰蓑