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背高
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せたか
ふりがな文庫
“
背高
(
せたか
)” の例文
背高
(
せたか
)
く顔の長いやさしそうな
老人
(
ろうじん
)
だ。いま
奥
(
おく
)
の
間
(
ま
)
の、一枚開いた
障子
(
しょうじ
)
のこかげに、
机
(
つくえ
)
の上にそろばんをおいて、
帳面
(
ちょうめん
)
を見ながら、パチパチと
玉
(
たま
)
をはじいてる。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
と
此
(
こ
)
の
時
(
とき
)
濠端
(
ほりばた
)
へ
駆
(
かけ
)
つけたは、もつぺと
称
(
とな
)
へる
裁着
(
たつゝけ
)
やうの
股引
(
もゝひき
)
を
穿
(
は
)
いた
六十
(
むそじ
)
余
(
あま
)
りの
背高
(
せたか
)
い
老爺
(
おやぢ
)
で、
腰
(
こし
)
から
下
(
した
)
は、
身躰
(
からだ
)
が
二
(
ふた
)
つあるかと
思
(
おも
)
ふ、
大
(
おほき
)
な
麻袋
(
あさぶくろ
)
を
提
(
さ
)
げたのを、
脚
(
あし
)
と
一所
(
いつしよ
)
に
飛
(
と
)
ばして
来
(
き
)
て
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“背高”で始まる語句
背高男
背高椅子