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肝膽
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かんたん
ふりがな文庫
“
肝膽
(
かんたん
)” の例文
新字:
肝胆
と
優
(
やさ
)
しい
聲
(
こゑ
)
も
時々
(
とき/″\
)
聞
(
き
)
く。
手
(
て
)
から
手
(
て
)
へ
直接
(
ちよくせつ
)
に、つかひの
用
(
よう
)
のうけ
渡
(
わたし
)
もするほどなので、
御馳走
(
ごちそう
)
は
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
に、
唯
(
たゞ
)
お
預
(
あづ
)
けだ、と
肝膽
(
かんたん
)
を
絞
(
しぼ
)
りつつ
悶
(
もだ
)
えた。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
多寡
(
たくわ
)
が人殺し、神變不可思議の術がある筈もないと思ふが、江戸一番の御用聞と言はれる錢形の親分が、
肝膽
(
かんたん
)
を
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
と
優
(
やさ
)
しい
聲
(
こゑ
)
も
時々
(
とき/″\
)
聞
(
き
)
くのであるし、
手
(
て
)
から
手
(
て
)
へ
直接
(
ぢか
)
に、つかひの
用
(
よう
)
の、うけ
渡
(
わたし
)
もするほどなので、
御馳走
(
ごちそう
)
は
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
に
唯
(
たゞ
)
お
預
(
あづ
)
けだと、
肝膽
(
かんたん
)
を
絞
(
しぼ
)
つて
悶
(
もだ
)
えて
居
(
ゐ
)
た。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
肝
常用漢字
中学
部首:⾁
7画
膽
部首:⾁
17画
“肝”で始まる語句
肝腎
肝
肝心
肝煎
肝要
肝癪
肝胆
肝魂
肝腎要
肝胆相照