トップ
>
聴衆
>
ちょうしゅう
ふりがな文庫
“
聴衆
(
ちょうしゅう
)” の例文
旧字:
聽衆
「それならやれますが、しかしそれでは
聴衆
(
ちょうしゅう
)
が承知しないでしょう。ぼくばかりか、お父さんもひどい攻撃をうけるにきまっていますよ」
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それからあの
猫
(
ねこ
)
の来たときのようにまるで
怒
(
おこ
)
った象のような
勢
(
いきおい
)
で虎狩りを弾きました。ところが
聴衆
(
ちょうしゅう
)
はしいんとなって一生けん命聞いています。ゴーシュはどんどん弾きました。
セロ弾きのゴーシュ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ある
美貌
(
びぼう
)
の
声楽家
(
せいがくか
)
は、
指
(
ゆび
)
に
宝石
(
ほうせき
)
をかがやかせ、すましこんで、ステージに
立
(
た
)
ち、たとえ
聴衆
(
ちょうしゅう
)
を
睥睨
(
へいげい
)
しながら
歌
(
うた
)
っても、
蔭
(
かげ
)
では、
権力
(
けんりょく
)
のあるものや、
金力
(
きんりょく
)
あるもののめかけであったり、
男
(
おとこ
)
どもには
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
シャクの
聴衆
(
ちょうしゅう
)
は次第にふえて行ったが、ある時彼等の一人がこんなことを言った。シャクの言葉は、憑きものがしゃべっているのではないぞ、あれはシャクが考えてしゃべっているのではないかと。
狐憑
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“聴衆”の意味
《名詞》
聴衆(ちょうしゅう、ちょうじゅ)
(ちょうしゅう)音楽や演説などを聴く人達。オーディエンス。
(出典:Wiktionary)
聴
常用漢字
中学
部首:⽿
17画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“聴”で始まる語句
聴
聴聞
聴手
聴耳
聴者
聴取
聴許
聴診器
聴入
聴惚