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聞済
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きゝず
ふりがな文庫
“
聞済
(
きゝず
)” の例文
旧字:
聞濟
「さて残暑お熱い事でございます、又
昨日
(
さくじつ
)
は
上
(
あが
)
りまして御無理を願ったところ、早速にお
聞済
(
きゝず
)
み下され有がとう存じます」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何卒
(
どうか
)
お前さんお自害の処は
止
(
とゞ
)
まって下さらんければならん、それだけは山三郎手を突いて頼む、
何卒
(
どうぞ
)
聞済
(
きゝず
)
んで下さい、お聞済みかえ、え、お聞済みかえ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それゆえ御無心に参ったのだが、何うか浪人の身の上を憐れ
不便
(
ふびん
)
と
思召
(
おぼしめ
)
してお恵みを願いたい、お
聞済
(
きゝず
)
み下さい
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
さて昨日は殿様に御無理を願い早速お
聞済
(
きゝず
)
み下さいましたが、
高
(
たか
)
は
寡
(
すく
)
なし娘は
不束
(
ふつゝか
)
なり、
舅
(
しゅうと
)
は知っての通りの
粗忽者
(
そこつもの
)
、実に
何
(
なん
)
と云って取る所はないだろうが
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
婆アもお
鉄漿
(
はぐろ
)
を附けるやら大変です、
私
(
わたくし
)
も
最早
(
もはや
)
五十五歳ゆえ早く養子をして楽がしたいものですから、誠に耻入った次第でございますが、
早速
(
さっそく
)
のお
聞済
(
きゝず
)
み、誠に有難う存じます
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
宗「むゝう、是程に云ってもお
聞済
(
きゝず
)
みはありませんか」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
済
常用漢字
小6
部首:⽔
11画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞分
聞咎
聞惚
聞書
聞糺
聞人
聞取
聞合