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耀
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かがやか
ふりがな文庫
“
耀
(
かがやか
)” の例文
わたくしの為に世の
相
(
すがた
)
を飾り、
凡
(
すべ
)
ての花の枝の美しさをば限り知られぬ栄光に輝してくれたのですのに、わたくしは全く
恍惚
(
こうこつ
)
として地上に身を投げ伏し、
耀
(
かがやか
)
しい自然、その
衣
(
ころも
)
の
チチアンの死
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
白羽二重
(
しろはぶたへ
)
のハンカチイフに涙を
掩
(
おほ
)
へる指に赤く、白く
指環
(
リング
)
の玉を
耀
(
かがやか
)
したる、
殆
(
ほとん
)
ど物語の画をも
看
(
み
)
るらん心地して、この美き人の身の上に何事の起りけると、豊は
可恐
(
おそろし
)
きやうにも覚ゆるぞかし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その
平生
(
へいぜい
)
に
怠無
(
おこたりな
)
かりし天は、又今日に何の
変易
(
へんえき
)
もあらず、
悠々
(
ゆうゆう
)
として
蒼
(
あを
)
く、昭々として
闊
(
ひろ
)
く、
浩々
(
こうこう
)
として静に、しかも確然としてその
覆
(
おほ
)
ふべきを覆ひ、
終日
(
ひねもす
)
北の風を
下
(
おろ
)
し、
夕付
(
ゆふづ
)
く日の影を
耀
(
かがやか
)
して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その地顔の
赭
(
あか
)
きをば
仮漆布
(
ニスし
)
きたるやうに照り
耀
(
かがやか
)
して陶然たり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
耀
漢検準1級
部首:⽻
20画
“耀”を含む語句
赫耀
栄耀
光耀
栄耀栄華
目耀
榮耀
耀光
眩耀
炫耀郷
晃耀
閃耀
黒耀石
御栄耀
耀々
耀変
輝耀
隆文耀
電光晃耀
赤耀館
費耀
...