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しょ
ふりがな文庫
“
署
(
しょ
)” の例文
人間
(
にんげん
)
の
死体
(
したい
)
よりさきに、
金魚
(
きんぎょ
)
の
死
(
し
)
んだことを
気
(
き
)
にした
平松刑事
(
ひらまつけいじ
)
は、
有頂天
(
うちょうてん
)
になつて
喜
(
よろこ
)
んで、その
日
(
ひ
)
は
署
(
しょ
)
を
早帰
(
はやがえ
)
りしてしまつた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
すべて汝らの
族
(
やから
)
に属するものことごとく来たってわが呪いに名を
署
(
しょ
)
せよ。わしは今わしの
魂魄
(
こんぱく
)
を
永劫
(
えいごう
)
に汝らの手に渡すぞ。おゝ清盛よ。
奈落
(
ならく
)
の底で待っているぞ。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
「小滝」という
渾名
(
あだな
)
をつけられてしまったのである。清三もまたおもしろ半分に、小滝を「しら滝」に改めて、それを別号にして、日記の上表紙に書いたり手紙に
署
(
しょ
)
したりした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
『ポート・バードック
署
(
しょ
)
アダイ
警部
(
けいぶ
)
どの』——と書かれてあった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
平松刑事
(
ひらまつけいじ
)
は、ほかの
方面
(
ほうめん
)
での
聞込
(
ききこ
)
みを
漁
(
あさ
)
りに
出
(
で
)
かけていたから、
署
(
しょ
)
へ
帰
(
かえ
)
つてすぐに、
井口警部
(
いぐちけいぶ
)
の
前
(
まえ
)
へ
呼
(
よ
)
ばれた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
▼ もっと見る
かれはそれを手に取ってその歌を書いて、「都を知らぬ鄙少女」と
署
(
しょ
)
して、さてそれを浦和の美穂子のもとに送ろうと思った。けれど監督の厳重な寄宿舎のことを思ってよした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
「さっそく
署
(
しょ
)
へもどって、作戦を立てるとしましょう」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
署
常用漢字
小6
部首:⽹
13画
“署”を含む語句
署名
部署
連署
署長
自署
分署
警察署長
警察署
水上署
観音崎署
監獄署
空知監獄署用地
署名人
署員
民政署
諸官署
連署殿
鄆城県署
中央警察署
歌苑連署事書
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