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罪業
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ざいごふ
ふりがな文庫
“
罪業
(
ざいごふ
)” の例文
「
世
(
よ
)
の
人々
(
ひとびと
)
の
御主
(
おんあるじ
)
よ、われをも
拯
(
たす
)
け
給
(
たま
)
へ。」
此世
(
このよ
)
の
御扶
(
おんたすけ
)
も
蒼白
(
あをじろ
)
いこのわが
罪業
(
ざいごふ
)
は
贖
(
あがな
)
ひ
給
(
たま
)
はなかつた。わが
身
(
み
)
は
甦生
(
よみがへり
)
の
日
(
ひ
)
まで
忘
(
わすれ
)
られてゐる。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
こゝにミノス恐ろしきさまにて立ち、齒をかみあはせ、入る者あれば
罪業
(
ざいごふ
)
を
糺
(
たゞ
)
し刑罰を定め身を卷きて送る 四—六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
身に染み込んだ
罪業
(
ざいごふ
)
から、又梟に生れるぢゃ。
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
くにして百
生
(
しゃう
)
、二百生、
乃至
(
ないし
)
劫
(
こふ
)
をも
亙
(
わた
)
るまで、この梟身を免れぬのぢゃ。
審
(
つまびらか
)
に諸の患難を
蒙
(
かうむ
)
りて又尽くることなし。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
この身とて、今は法師にて、鳥も魚も襲はねど、昔おもへば身も世もあらぬ。あゝ
罪業
(
ざいごふ
)
のこのからだ、
夜毎
(
よごと
)
夜毎の夢とては、同じく
夜叉
(
やしゃ
)
の業をなす。
宿業
(
しゅくごふ
)
の恐ろしさ、たゞたゞ
呆
(
あき
)
るゝばかりなのぢゃ。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
罪
常用漢字
小5
部首:⽹
13画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“罪業”で始まる語句
罪業転嫁