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縁柱
ふりがな文庫
“縁柱”の読み方と例文
読み方
割合
えんばしら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんばしら
(逆引き)
暫
(
しば
)
し
浴後
(
ゆあがり
)
を涼みゐる貫一の側に、お静は
習々
(
そよそよ
)
と
団扇
(
うちは
)
の風を送りゐたりしが、
縁柱
(
えんばしら
)
に
靠
(
もた
)
れて、物をも言はず
労
(
つか
)
れたる彼の気色を
左瞻右視
(
とみかうみ
)
て
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
片山家
(
かたやまが
)
は
灯
(
ひ
)
の
遲
(
おそ
)
い
縁柱
(
えんばしら
)
の
暗中
(
くらがり
)
に、
刺
(
さ
)
しに
刺
(
さ
)
して、
悶
(
もだ
)
えて
揮
(
ふる
)
ふ
腕
(
うで
)
からは、
血
(
ち
)
が
垂
(
た
)
れた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
老公は自身、縁がわまで出て、
縁柱
(
えんばしら
)
へ背を
倚
(
よ
)
せて坐った。そして、杯をさしまねき
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
縁柱(えんばしら)の例文をもっと
(3作品)
見る
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
“縁”で始まる語句
縁
縁側
縁起
縁日
縁端
縁先
縁故
縁喜
縁付
縁談
“縁柱”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花