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経過
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けいか
ふりがな文庫
“
経過
(
けいか
)” の例文
旧字:
經過
その後六年の歳月が、比較的無事に
経過
(
けいか
)
した。博雄も、中学三年高等学校三年を無事に経過して、今年三月の二十日に附属の高等学校を卒業した。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
叫哭
(
きょうこく
)
したくてたまらなかったときに
叫哭
(
きょうこく
)
しえないで、叫哭すべき
時期
(
じき
)
を
経過
(
けいか
)
したいまは、かなしい思いよりは、なさけなく
腹立
(
はらだ
)
たしさにのぼせてしまった。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
肺炎
(
はいえん
)
のふつうの
経過
(
けいか
)
として、かれはまもなくせきをし始めた、この
発作
(
ほっさ
)
のたびごとに小さなからだがはげくふるえるので、かれはひどくこれを苦しがった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
総
(
そう
)
じて
他人
(
たにん
)
の
艱難
(
かんなん
)
に
対
(
たい
)
しては、
事務上
(
じむじょう
)
、
職務上
(
しょくむじょう
)
の
関係
(
かんけい
)
をもっている
人々
(
ひとびと
)
、
例
(
たと
)
えば
裁判官
(
さいばんかん
)
、
警官
(
けいかん
)
、
医師
(
いし
)
、とかと
云
(
い
)
うものは、
年月
(
ねんげつ
)
の
経過
(
けいか
)
すると
共
(
とも
)
に、
習慣
(
しゅうかん
)
に
依
(
よ
)
って
遂
(
つい
)
にはその
相手
(
あいて
)
の
被告
(
ひこく
)
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
結婚をして、尋常の
経過
(
けいか
)
ではじめて赤ん坊の肉体を見たときの驚きは変な感じである。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
▼ もっと見る
といわれるくらいのことで六、七年間はうすあたたかい
平穏
(
へいおん
)
な月日を
経過
(
けいか
)
した。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
経
常用漢字
小5
部首:⽷
11画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“経過”で始まる語句
経過句