“細雪”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
さざめゆき | 66.7% |
ささめゆき | 33.3% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中央公論の小説「細雪」(谷崎潤一郎)は評判のものだったが、掲載を中止した。「決戰段階たる現下の諸要請より見て、あるいは好ましからざる影響あるやを省み、この点遺憾にたえず」
“細雪”の解説
『細雪』(ささめゆき)は、谷崎潤一郎の長編小説。1936年(昭和11年)秋から1941年(昭和16年)春までの大阪の旧家を舞台に、4姉妹の日常生活の明暗を綴った作品。阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られ、全編の会話が船場言葉で書かれている。上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し、挽歌的な切なさをも醸し出している。作品の主な舞台は職住分離が進んだため住居のある阪神間(職場は船場)であるが、大阪(船場)文化の崩壊過程を描いている。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)