トップ
>
空泣
>
そらなき
ふりがな文庫
“
空泣
(
そらなき
)” の例文
母親を欺す
空泣
(
そらなき
)
の気の替り目
手軽
(
てがる
)
にて「聞いた/\」の出にて二重より飛び下るる所は、舞台もゆるぐばかりの勢にて気味よし。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
打
(
うた
)
れ
敏速
(
さそく
)
の寶澤は
空泣
(
そらなき
)
して
扨
(
さて
)
も私しの
親父
(
おや
)
は
養子
(
やうし
)
にて母は私しが二ツの年
病死
(
びやうし
)
し夫より
祖母
(
ばば
)
の
養育
(
やういく
)
に
成長
(
ひとゝなり
)
しが十一歳の年に
親父
(
ちち
)
は
故郷
(
こきやう
)
の熊本へ行とて
祖母
(
ばば
)
に私しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
嬲
(
なぶ
)
り
殺
(
ごろし
)
にして遣ろうという
謀計
(
ぼうけい
)
が胸に浮んだから、今夜
空泣
(
そらなき
)
して改心の
体
(
てい
)
を見せたのだが
流石
(
さすが
)
は町人、智慧は足りねえ、そんなら行って見届けてやろうと高慢振って
吐
(
ぬか
)
したが
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手