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穴門
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あなと
ふりがな文庫
“
穴門
(
あなと
)” の例文
タラシナカツ彦の天皇(仲哀天皇)、
穴門
(
あなと
)
の
豐浦
(
とよら
)
の宮また
筑紫
(
つくし
)
の
香椎
(
かしい
)
の宮においでになつて天下をお治めなさいました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
日本書紀では、
崇神
(
すじん
)
天皇の御代の末、朝貢の使が
穴門
(
あなと
)
(今の長門)に来つたが、天皇崩御後なので、
垂仁
(
すゐにん
)
天皇が父天皇の御名を取つて、
任那
(
みまな
)
の国号を賜うたとある。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
そのために、七年間、天皇は
穴門
(
あなと
)
国にとどまったが、そのあいだに何をしたか、すこしも分からない。天皇は、戦いにやぶれて、仮の宿所で死んだ。昔から、疑問の一大事件とされている。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
所詮
(
しょせん
)
、混雑はまぬかれまいとの
見越
(
みこし
)
から、いっそ海上がよかろう、島がよいとなって、赤間ヶ関と門司ヶ関との間の小島——
穴門
(
あなと
)
ヶ
島
(
しま
)
とも、またの名を船島ともいう所ですることと決定いたした
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此伝説と
穴門
(
あなと
)
の語とが後人の議論に上つたことは人の知る所である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
帶中
(
たらしなか
)
つ
日子
(
ひこ
)
の天皇
一
、
穴門
(
あなと
)
の
豐浦
(
とよら
)
の宮
二
また
筑紫
(
つくし
)
の
訶志比
(
かしひ
)
の宮
三
にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、
大江
(
おほえ
)
の王が女、
大中津
(
おほなかつ
)
比賣の命に娶ひて、生みませる御子、
香坂
(
かごさか
)
の王、
忍熊
(
おしくま
)
の王二柱。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“穴”で始まる語句
穴
穴蔵
穴倉
穴居
穴籠
穴守
穴賢
穴山梅雪
穴師
穴太