“穴藏”の読み方と例文
新字:穴蔵
読み方割合
あなぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、れもれもぢきかれ疲勞つからしてしまふ。かれそこでふとおもいた、自分じぶん位置ゐち安全あんぜんはかるには、女主人をんなあるじ穴藏あなぐらかくれてゐるのが上策じやうさくと。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さうしてかれは一日中にちゞゆうまた一晩中ひとばんぢゆう穴藏あなぐらなか立盡たちつくし、其翌日そのよくじつ猶且やはりぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)